フリーランスSEになると、職場環境が何かと自由になります。しかしフリーランスになると、それなりの能力を身につける必要があります。
最初に必要なのが技術力です。
顧客と交渉を行う際、「わかりません」という言葉は通用しません。基本的には、フリーランスは何を聞かれても自分の技術分野については答えられるようにしておいた方が良いでしょう。フリーランスの場合は、広く浅い知識よりも、狭く深い知識の方が優先されると意識しておくことが大切です。
フリーランスに必要な能力2つ目は、コミュニケーション能力です。
クライアントからしっかりシステム要件を聞き入れ、それに忠実に物作りをしていくからこそ、しっかりとヒアリングするコミュニケーション能力が必要です。また、クライアントが本当に欲しいと思っているものは言葉にできないことが多いため、それを補完して補う能力もフリーランスには求められます。
また、フリーランスSEとして働く場合、お金と物の動きを把握する力も必要です。
企業などのシステム設計案件は会計管理や購買、在庫管理に関するものが多いです。そのため、お金の流れも把握しておく必要があります。
近年は、仕事もワールドワイド化するようになりました。そんな中で、海外の企業や国内の外資系企業と付き合うことも多くなっています。
そんな時に重要になるのが英語力です。
文書のリーディング能力と交渉の際のヒアリング能力が必要となるため、TOEIC700点程度のスコアを目指すと良いでしょう。また、ITの専門用語など、SEならではの英語スキルをマスターする必要もあります。